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暑中見舞いとお中元の違いは?贈るものや時期などについて解説!

暑中見舞いとお中元

暑中見舞いとお中元は、夏の季節に行われる日本の伝統的な挨拶や贈り物の習慣です。しかし、それぞれの目的や贈る時期、贈り物の内容には違いがあります。本記事では、暑中見舞いとお中元の違いについて解説し、適切な贈り物や時期、マナーについても紹介します。夏の挨拶をより丁寧に、相手への気持ちを伝えるための参考にしてみてください。

この記事を読むための時間:3分

暑中見舞いとは

暑中見舞いとは、暑さが厳しい時期に親しい人やお世話になった人に対して安否を尋ねたり、健康を気遣ったりするために送る挨拶状です。カードや葉書で送るのが一般的ですが、最近ではメールやSNSを使うことも増えています。暑中見舞いには、相手の健康や幸せを願うメッセージを添えることが一般的です。

暑中見舞いの起源は江戸時代にさかのぼり、当時のお盆の時期に先祖の霊を慰めるために持参していたお供え物が、次第に現在のような形式になりました。

お中元とは

お中元とは、日本の伝統的な贈り物の習慣であり、日頃の感謝の気持ちを込めて親しい方やお世話になった方に品物を贈るものです。お中元の起源は中国の道教の年中行事「中元節」に由来し、日本では江戸時代に普及しました。

お中元は単なる贈り物ではなく、人間関係を円滑に保つための大切なコミュニケーション手段です。相手への感謝の気持ちや尊敬の念を表すため、贈る際には礼儀やマナーを守ることが重要です。

暑中見舞いとお中元の違い

暑中見舞いとお中元には主に次の3つの違いがあります。

  • 時期
  • 贈るもの
  • お返し

時期

暑中見舞いは、どの地域でも7月7日前後の小暑から、8月7日頃の立秋までの期間に送るのが一般的です。立秋を過ぎた場合は「残暑見舞い」として送ることになります。一方、お中元は地域によって時期が異なり、関東では7月初旬から中旬、関西では7月中旬から8月初旬に贈られます。お中元は地域によって細かな違いがあるので、贈る相手の地域を調べてから贈ると安心です。

贈るもの

暑中見舞いは、主にカードや葉書、最近ではメールやSNSを通じて送られる挨拶状です。内容は相手の健康を気遣うメッセージや近況報告です。ただし、お中元を贈る時期が遅れた場合に「暑中見舞い」「残暑見舞い」として品物を贈る場合もあります。一方、お中元は食品や飲料、日用品などの品物を贈ります。相手の好みや家族構成などを考慮して、感謝の気持ちを形にして贈るものです。

お返し

暑中見舞いを受け取った際は、自分からも送りましょう。葉書で受け取った場合は葉書で、メールで受けった場合はメールで返信しても構いません。一方で、お中元を受け取った際はお返しをする必要はありませんが、お礼状を送って感謝の意を示しましょう。

暑中見舞いとお中元のマナー

暑中見舞いとお中元には、前述したように時期や贈るもの、お返しなどに違いがあるため、それぞれに合った適切な方法で行ってください。そのほかにも、注意しなくてはいけないマナーは次の2点です。

  • 喪中の期間の場合
  • お中元を贈る時期を過ぎてしまった場合

自分や相手が喪中の期間に、暑中見舞いやお中元を贈る際は注意が必要です。暑中見舞いに使用する葉書は、カラフルで明るい雰囲気のデザインを避け、シンプルなものを選びます。文面にも配慮し、故人のことにも触れて遺族を気遣うような内容にしましょう。

お中元の場合はのしに注意が必要です。通常使われる紅白の水引きを避けて、白無地の掛け紙などを使用しましょう。どちらも、忌中の期間を避けて送るように注意してください。

また、お中元を贈る時期を過ぎてしまった場合にも、注意しなくてはいけないことがあります。お中元を贈る時期を過ぎたときには、表書きを「お中元」ではなく「暑中見舞い」または「残暑見舞い」にします。相手に失礼のないように、それぞれのマナーを守って暑中見舞いやお中元を贈りましょう。

マナーを守って暑中見舞いとお中元を贈りましょう

暑中見舞いとお中元では、時期や贈るもの、お返しなどに違いがあります。それぞれの違いを知り、暑中見舞いとお中元で相手への気遣いや感謝の気持ちを表しましょう。

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