BLOG & INFO

ブログ

魚の生焼けは危険?焼き加減の見分け方と生焼けを防ぐ焼き方を解説

グリルで焼く前の鯛の切り身

焼き魚を食べるときに、生焼けの状態は避けたいものです。安心して食事を楽しむためにも、生焼けのリスクや見分け方について、理解しておきましょう。この記事では、焼き魚が生焼けかどうかを見極める方法や、生焼けを防ぐための焼き方について詳しく解説します。焼く前の準備や焼き加減のポイントを押さえて、安全で美味しい焼き魚を楽しみましょう。

この記事を読むための時間:3分

魚の生焼けには要注意

魚の生焼けは、食中毒のリスクを高めてしまいます。魚には、寄生虫や細菌が付着している可能性があるため、十分に加熱されていない魚は要注意です。特に多いのが、鮭の食中毒として有名なアニサキスや、魚介類に生息する腸炎ビブリオ菌などです。安全に食事をするためにも、生焼けの魚を見分ける方法や適切な調理法を十分に理解しておくことが重要となります。

魚の生焼けの見分け方

生焼けの魚を見分けるためには、以下のポイントをチェックしましょう。

  • 身を押して弾力を確かめる
  • 身の変色を確認する
  • 竹串で熱の通り具合を見る

それぞれ詳しく解説します。

身を押して弾力を確かめる

魚の身を指で軽く押してみると、十分に火が通っていることを確認できます。しっかりとした弾力がある場合は、中まで火が通っているサインです。反対に、身が柔らかく、指で押すとすぐに沈んでしまう魚は、生焼けの可能性があります。

身の変色を確認する

焼き上がった魚の身は、変色が起きています。焼き色が綺麗についているか、魚の身が白くなっているかを確認しましょう。もし、身が生っぽい色合いや透明感を帯びている場合は、生焼けの可能性が非常に高いです。

竹串で熱の通り具合を見る

竹串などを使って、焼き魚の身に穴を開けてみるのもおすすめです。中身までしっかりと焼けている場合は、熱がこもっているため、竹串が温かくなってきます。刺した竹串に触れて、生ぬるくなる箇所があれば、再度加熱が必要となります。

魚の生焼けを防ぐ焼き方とは?

生焼けを防ぐためには、以下のポイントに留意しましょう。

  • 加熱時間を測る
  • 焼く前に常温に戻しておく
  • 魚に切れ目を入れる
  • 余熱で十分に火を通す
  • 冷凍保存の魚は必ず解凍する

それぞれ詳しく解説します。

加熱時間を測る

魚の種類や大きさによって、適切な加熱時間が異なります。それぞれの加熱時間を目安に、時間を測りながら、グリルやフライパンで十分に火を通しましょう。時間と同時に、火加減も調節してください。

焼く前に常温に戻しておく

冷蔵庫から出した冷たいままの魚を焼くと、中まで火が通りにくくなります。焼く前に魚を室温に戻しておくことで、焼きムラを防ぎ、中までしっかりと火を通すことができます。また、冷蔵庫から出した魚は水が出やすいので、調理前に余計な水分を拭き取ると良いでしょう。

魚に切れ目を入れる

魚の身に切れ目を入れることで、火の通りが良くなります。特に、厚みのある部分や身の全体が厚い魚の場合は、切れ目を入れて表面を広げることで、中まで均一に火を通しやすくなるのでおすすめです。

余熱で十分に火を通す

焼き上がった後も、魚の中には熱が残っています。火を止めてからも、魚を数分間そのまま置いておくことで、余熱で中までしっかり火を通すことができます。余熱をじっくり通したい場合は、アルミホイルを被せておくと、より有効的です。

冷凍保存の魚は必ず解凍する

冷凍保存した魚を解凍せずに直接焼くと、表面は焼けても中が生焼けになることがあります。十分に解凍してから焼くことで、中まで均一に火を通すことができるので、時間に余裕を持って調理に取りかかるようにしましょう。

魚の生焼けを防いで安全に美味しく食べよう

焼き魚を美味しく、安全に食べるためには、生焼けを防ぐことが重要です。焼く際は、加熱時間を適切に測り、魚の種類や大きさに合わせてしっかりと火を通しましょう。冷蔵庫から出した魚は焼く前に室温に戻しておくと、中まで均一に火が通りやすくなります。

また、魚の身に切れ目を入れて火の通りを良くしたり、余熱で中まで十分に火を通すことも大切です。これらのポイントを押さえて、安全に美味しい焼き魚を調理しましょう。

〒649-2322
和歌山県西牟婁郡白浜町内ノ川623-1
電話番号 / 080-1430-1214

 

営業時間 / 8:00〜16:00
定休日 / 不定休

 

プライバシーポリシー / 特定商取引法に基づく表記

Copyright © 2023 OGATA養殖技術研究所 All rights Reserved.