庭でバーベキューをする際に必要なものは?庭の条件と注意点も解説!

庭でのバーベキューは、家族や友人たちと楽しい時間を過ごせる絶好の機会です。しかし、快適で安全なバーベキューのためには、必要なアイテムの準備が欠かせません。そこで本記事では、庭でバーベキューを楽しむために必要なものや、庭の条件について紹介します。あわせて、近隣に迷惑をかけないための注意についてもお伝えするので、参考にしてください。
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バーベキューを楽しめる庭の条件
バーベキューを庭で楽しむには、いくつかの条件があります。まずは、バーベキューをやろうとしている庭が適しているのか確認してみてください。
- 充分な広さがある
- コンクリートなどで舗装されている
- 目隠しがある
充分な広さがある
バーベキューを楽しむためには、庭の広さが重要です。バーベキューコンロや人数分のテーブルと椅子を置ける広さが最低条件です。狭いスペースではコンロに体が当たったり、椅子を倒したりするなどの危険性があります。煙や匂いもすぐに広がってしまうため、周囲の迷惑になるかもしれません。
広さに余裕があれば、調理エリアと食事エリア、リラックスエリアなどに分けて配置ができ、より快適に過ごせます。また、必要なバーベキュー用品やアウトドアグッズなども適切に配置でき、効率的に準備や片付けを行えるでしょう。
コンクリートなどで舗装されている
芝生や土の上でもバーベキューはできますが、庭の地面がコンクリートなどで舗装されているほうが理想的です。舗装された地面では、バーベキューグリルやテーブル、椅子などを安定して配置でき安全です。また、食べ物や飲み物がこぼれた場合でも簡単に拭き取れるため、衛生面でも優れています。
芝生や土の場合、雨の日にはぬかるみやすく、乾燥した日でも埃が舞いやすいため、舗装された庭のほうがバーベキューをより快適でスムーズに楽しめるでしょう。
目隠しがある
バーベキューをゆったりと楽しむためには、目隠しがある庭がおすすめです。目隠しは、隣家や通行人からの視線を遮り、プライバシーを確保してくれます。特に都市部や住宅密集地では、庭が見通しの良い場所にあることが多いため、目隠しがないと他人の視線が気になり、充分にリラックスできないかもしれません。
また、目隠しには防風や防音の効果もあり、周囲の環境に対する配慮としても有効です。バーベキューの際に出る煙や音が周囲に迷惑をかけることを防ぎ、自分たちも気兼ねなく楽しめるでしょう。
庭でバーベキューをする際に必要なもの
庭でバーベキューをする際はさまざまな準備が必要です。必要な物とポイントをまとめた下表を参考に準備してください。
必要な物 |
ポイント |
バーベキューコンロ |
人数に合わせてサイズを選ぶ。 炭を使うタイプとガス式があるが、初心者はガス式が扱いやすい。 |
テーブルと椅子 |
人数分のテーブルと椅子を揃える。 収納のことも考えて折りたたみタイプのほうが使い勝手がよい。 |
炭 |
炭によって火の付きやすさや煙の出やすさなどに違いがある。 ナラ炭やクヌギ炭といった黒炭は火が付きやすく初心者におすすめ。 |
着火剤 |
固形タイプとジェルタイプがある。 使いやすさなら固形タイプ、火の付きやすさを重視するならジェルタイプがよい。 |
ライター |
長いタイプのライターが使いやすい。 |
トング |
食材用と炭用があるとよい。 持ち手の部分が木やシリコンだとより安全。 |
軍手 |
熱で溶けるのを防ぐため、ゴムのないタイプの軍手がよい。 |
カトラリー類 |
人数分に加えて予備を用意しておく。 プラスチック製の皿や箸は、溶けるおそれがあるので気を付ける。 |
ラップ・アルミホイル・プレート |
余った食材を包む、ホイル焼きなどの際に使用する。 アルミプレートは焼きそばなどを焼く際に便利。 |
クーラーボックス |
暑い日にはクーラーボックスへ食材を入れておくと安心。 |
ウェットティッシュ |
手やテーブルなどを拭くために用意しておくと便利。 |
ごみ袋 |
分別できるように複数枚用意しておく。 |
タオル |
汗を拭いたり熱いものを持ったりする際に活躍する。 |
タープ |
日差しを防いだり、目隠しにしたりする。 |
虫よけ |
夕方や雨上がりなどは、蚊が発生するので特に注意する。 |
近所に迷惑をかけないための注意点
庭でバーベキューをする際は、近所への配慮が必要です。注意を怠ってしまうと、近隣から苦情がくるといったトラブルに発展してしまうかもしれません。そこで、近所に迷惑をかけないために、次に3点に注意してください。
- 煙を出さないようにする
- 音と照明に気を付ける
- 時間と頻度を配慮する
煙を出さないようにする
バーべキューで出る煙は、近隣住民にとって迷惑になることがあります。そのため、煙を出さないように工夫しなくてはいけません。煙を出さないようにするためには、次のような対処法があります。
- 無煙タイプのコンロを使用する
- 焼き網の代わりに、鉄板や溶岩プレートを使用する
- 煙が出にくい黒炭や白炭を使用する
- アルミホイルで包んで焼くなど調理方法を工夫する
- 脂肪分の少ない食材を選ぶ
また、風向きを確認し、煙が他の家に流れないようにグリルの位置を調整することも重要です。まったく煙を出さないことは難しいですが、対策を講じることで発生する煙を減らせるでしょう。
音と照明に気を付ける
庭でバーベキューを楽しむ際には、音と照明にも注意が必要です。話し声や音楽のボリュームに注意し、音が周囲に漏れないように気を付けましょう。特に夜間は周囲が静かになるため、音が響きやすくなります。
また、必要以上に明るい照明を使わないようにし、周囲に光が漏れないように工夫することも大切です。方向や明るさを調整できるライトやキャンドルなどを使用すると、周りに光が漏れないようにできるでしょう。
時間と頻度を配慮する
バーベキューを行う時間と頻度にも配慮することが重要です。バーベキューを行う時間帯は、できるだけ昼間や夕方の早い時間に設定し、深夜や早朝を避けるようにしましょう。また、頻繁にバーベキューを行うことも避けなければなりません。立て続けにバーベキューを行うと、近所の人たちにとって迷惑になる可能性があります。
バーベキューの計画を立てる際には、近隣住民の生活リズムを考慮し、適度な頻度で行うように心掛けることが重要です。
必要なものを確認して庭でのバーベキューを楽しみましょう
庭でバーベキューをする際は、まず自分の家の庭がバーベキューに適しているか確認しましょう。また、安全で快適なバーベキューのためには、必要なものもいくつかあります。本記事を参考に、必要なものを揃え、周囲へ配慮しながらバーベキューを楽しんでください。